2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ウケユリの耐暑性

3月25日に ウケユリの栽培に挑戦する計画を投稿しましたが、その内の耐暑性については ほぼ結果が現れていますので、その途中経過を投稿しておきます。 今年はまだ株が小さく 花は咲きませんでしたが、7月末になっても まだ下の方の葉が 枯れて来ていま…

接木の穂木と台木の相性

前に挿し木について何度か投稿した、シデコブシの接木について投稿します。 この株は 10年近く前に、花弁の数が異常に多かったので、旅行中の植木市で買い求めた物です。家に帰ってから直ぐに、庭に鉢から出して 直植えにしました。樹高は40cm弱でしたの…

ノシランの繁殖力

この時期 庭のあちこちや鉢の中から、細い緑色の2枚葉が出て来ます。その殆どが ノシランの発芽苗です。名前の由来は 花房の茎の断面が菱形になっていて、神事に使う「のし」を連想させるので この名が付けられたそうです。秋から冬にかけて、1房に20〜…

ヤマブドウの取り木のやり直し

6月10日に ヤマブドウの雄木の取り木を投稿しましたが、その途中経過を確認してみました。皮を剥いだ先の枝や葉は、全く弱った様子は有りません。上手く行っていれば もうかなり根が出ている筈です。被せた土をそっと退けて、発根状況を確認して見ました…

ヤマユリの遅咲きの花

今年のヤマユリの遅咲きの開花が、最盛期を迎えています。 この他に ヤマブドウの葉に隠れて まだ数輪咲いているのと蕾が有ります。7月22日の状態です。これ等の遅咲きの株も、一つの株から 木子で増えたものです。遅咲きが最も繁殖力と耐暑性が強い様で…

隠れた生態系の危機

最近 虫と植物と鳥の生態系に、気付かない内に 色々な変化が起きています。 虫の減少 まず各種の害虫については、10数年前から 少しづつ減少する変化が現れていました。農家や園芸業者は 徹底した農薬による計画的な防除を行っているので、その僅かな変化…

ヤマユリの帯化現象株の開花

4月23日に投稿しました 帯化現象を起こしたヤマユリの株が開花しましたので 追加投稿します。 茎の数は 10本ですが 花は9輪でした。花は少し小振りで、内2輪に 受粉しておきました。 右上から垂れて来ているのが、帯状化した茎です。 茎が帯化したら …

ヤマユリの発芽状況

一昨年の晩秋に播いたヤマユリの発芽状況を投稿します。 ヤマユリは 一昨年は まだ花の数が少なく、しっかりした種子は 中咲き,遅咲き それぞれ1蒴の計2蒴しか採れませんでした。種子は1朔に 150粒くらい入っていたようです。播き床は いつもの様に、…

デワノマタタビの苗のその後

5月13日に デワノマタタビの種播き2ヶ月後の発芽状況を投稿しましたが、更にその2ヶ月後の状態を投稿しておきます。 上半分がデワノマタタビの苗です。下の1本の草は 青紫蘇でした。下半分は ミヤママタタビに適用した低温処理をして播いた部分ですが…

今年の緑枝挿しの結果

6月13日に 今年の緑枝挿しの様子を投稿しましたが、その結果が出ました。5月3日に挿木して、7月3日に覆いを取り外しました。途中 2日から3日おきに 換気をしましたが、給水は 一度も必要有りませんでした。 覆いを外して 小枝のチップを敷いた状態…

ヤマブドウの小粒の実

葡萄の実で 中に種子の入っていない小さな実を、「ショットベリー」と言うそうです。ヤマブドウにも それが有る様です。私はそれを知らなかったので 以前ヤマブドウの事を書いた時、この小さい実は色付かずに落ちてしまうと書いてしまったのですが、どうやら…

ヤマユリの中咲き株の開花

今年も ヤマユリのベニスジ系の最初の株が、7月3日に開花しました。去年の中咲きの最初の開花より、3日早く咲きました。その株は 去年の中咲きの最初の株とは別の株で、今年から咲き出した株です。中咲きの株は 全てベニスジ系で、元は1つのベニスジの株…