ヤマブドウの取り木のやり直し

6月10日に ヤマブドウの雄木の取り木を投稿しましたが、その途中経過を確認してみました。皮を剥いだ先の枝や葉は、全く弱った様子は有りません。上手く行っていれば もうかなり根が出ている筈です。被せた土をそっと退けて、発根状況を確認して見ました。結果は ほぼ失敗で このまま秋まで置いても、発根して新たな株を作る事は出来ません。

f:id:tanemakijiisan:20230723151545j:image7月23日の状態です。根は細いのが1本だけで、皮を剥いだ部分は 完全にカルスで繋がっています。

失敗の原因は 皮を剥ぐ長さが短かった様です。取り木の枝が弱らない様に 長さ1cm弱 皮を剥いだのですが、樹勢が強く 簡単にカルスを作って、皮を繋いでしまいました。これでは秋まで置いても カルスの部分から 僅かしか発根しません。

今の時期では もう遅いかも知れませんが、まだ間に合う可能性も 少しは有るので、皮を剥ぐ長さを追加してみました。

f:id:tanemakijiisan:20230723151907j:imageカルスの根元側を 1cm程追加して 皮を剥いでおきました。

樹勢が良い場合は 2cm以上の長さに 皮を剥ぐ必要があるのでしょう。結果は 葉が落ちてから また発根状態を確認してみます。