シロバナタンポポの種播き

4月5日に投稿したシロバナタンポポは、種子を採りに行くのが少し遅れてしまい、行ってみると既に種子は飛んだ後でした。家から歩いて行ける範囲には シロバナタンポポは、投稿した株以外には もう2カ所有ります。そこで その一つの場所へ 他の用事のついでに 寄り道して、別のシロバナタンポポの種子を見てみました。そこのシロバナタンポポは、花期が 前の株より 半月程遅いのです。この様に 既に花が終わって 株を確認出来ない時に 目的の種子を採取するには、大まかな場所ではなく 細かい周りの位置関係まで、しっかりと記憶しておく必要が有ります。既に花は終わっていて 花柄が2本付いていていましたが、2本共倒れて踏まれていました。でも 種子が採れる可能性が有るのではと思い、2本を家に持ち帰って調べてみました。

f:id:tanemakijiisan:20240506170154j:image 上の物は 綿毛の展開した直後に倒された様で、もう熟している可能性が有る種子です。下の物は 綿毛が一部覗いた時に 倒されてしまった様で、調べてみたところ 種子は未熟な状態でした。

f:id:tanemakijiisan:20240506170034j:image 綿毛の開いている方を 分解して調べてみました。種子は 30粒近く採れましたが、未熟やシイナが多く 発芽出来そうな種子は、1,2割くらいだろうと思われます。

直ぐに発泡スチロールの播き床を作り そこに全部播いて置きました。タンポポの種播きは やった事が無いので、芽が出て来るかどうか いつ頃になるのか等 良く分かりません。多分春の種子なので、夏か秋には発芽して来るのではと予想してます。

もし 発芽したら また投稿します。

シロバナタンポポは 在来種のタンポポなので、セイヨウタンポポと違い 花は春にしか咲きません。ですから もしこの種子が発芽しなければ、再挑戦の機会は 来春迄待たなければなりません。