4年前に播いたウメの3本目の発芽

この前に 4年前に播いておいたウメの発芽苗を、草と間違えて引き抜いてしまった失敗を投稿しました。でも その後すぐに 前に生えていた場所の近くに、また生えて来たと 再度投稿しておきましたが、今度は その苗の近くから もう1本発芽して来ましたので、その様子を 更に再度投稿しておきます。

f:id:tanemakijiisan:20231106150448j:image左の大きい方が 2番目に生えて来た株で、右の小さい方が 3番目に生えて来た株です。この秋に 合計3本生えて来た事になります。初めは 2番目に生えて来た株が、最初に誤って引き抜いた株の生え直しと思ったのですが、それにしては勢いが良すぎる様に感じます。3番目に生えて来た株が、最初に誤って引き抜いた株の生え直しの可能性があります。でも 別個に3株が発芽した可能性も有ります。何れにしろ 3年間休眠して発芽したのは、1個の種子だけでは無かったのです。これは 発芽抑制物質を木炭に吸収させて 濃度を薄めると、偶然では無く かなりの確率で 種子を長期間 休眠させられる と言う事です。また 長期間休眠させると、発芽は秋になる可能性が高くなる様です。

秋に発芽した株の生態

発芽抑制作用を 低温で抑えた事により、去年の9月に発芽したウメは、そのままの葉を付けた状態で 冬を越し、春に普通に芽を出して 新芽が伸びて来ました。その株は この秋には葉が落ちて、普通の状態に戻るのではと 思っていました。でも 秋に発芽した影響が まだ残っている様で、9月になると その株は 根元の方から 新たな新芽が伸び始めました。

f:id:tanemakijiisan:20231106153603j:image右から2本目が 秋に出た新芽です。それまで有った茎の葉は、殆ど落ちてしまっています。

この様子からすると 今年休眠から醒めて発芽した苗も、去年発芽した株と同様に そのままの姿で冬を越す可能性が高いと思います。

一方 去年発芽して 今年の秋に出た新芽の方も、また そのままで 冬を越すのか 気になるところです。もし そのままで冬を越したら、秋に発芽した影響は 今後いつ迄残るのかも 気になります。今後の温暖化で 半常緑樹のウメにでもなってしまうのでしょうか。