異常なボタンの経過報告 その2

異常なボタンの葉の状態の、途中経過を報告しておきます。

f:id:tanemakijiisan:20230630170106j:imageこの株は 前回 5月1日に、3月初めに芽を出した葉の 展開が終わった状態を報告しましたが、それから2ヶ月経った現在の状態を報告します。下に有る1枚の小さい緑色の葉が、去年の7月初めに出した葉です。残った葉としては ほんの一部ですが、まだしっかりとした緑の葉で 1年を経過した事になります。この葉は 真冬の時期に、2枚重なっていた下の葉です。1月に入って 気温が下がった状態で 直射日光に当たると、葉は 日焼けしてしまい 3月になると その葉は枯れ始めます。この葉はその時に 直射日光に当たっていなかったのです。

その原因がどうあれ、環境さえ良ければ この株の葉は 1年間以上持つ物である事が分かったのです。言い換えれば、環境さえ上手く保てば この株は、常緑樹のボタンの可能性があると言う事です。今年出た葉は 葉を触った時の感じが、普通のボタンに比べ 少し“ごわごわ“ した感じです。ボタンに常緑樹が有ると言う情報は、まだ見た事は有りません。

最終的にその判定は 今年出た葉が、8月になっても枯れない事を確認してからですが、もし 枯れなければ 1月に入ったら 葉に直射日光が当たらない様に3月末迄、この株を 暖房していない室内の窓際に取り入れ レースカーテンで遮光し、葉の様子を見てみるつもりです。

もし 8月末に葉が枯れた場合は、9月に芽を出して 10月に花を咲かせる「2季性」のボタンになる可能性も有ります。