ヤマブドウの実の膨らみ

ヤマブドウの実が膨らんで来ました。現在の房の状態は 4つに分けられます。柄の先に何も付いていない状態、胡麻粒程の小さな球体が付いた物、小豆程の球体が付いた物、大豆程の大きな球体になった物です。一番多いのは胡麻粒程の物で、後は何も無い物 小豆程の物 大豆程の物となっています。一番大きな物は 確実に種子の入った実に成り、胡麻粒程の実は もう暫くすると 確実に落ちると思いますが、気になるのが 中間の小豆程の物です。この実が 小さくとも種子の入った実になってくれる事を期待しているのです。と言うのは 開花の時袋掛けした房に、この大きさの実が多いからです。もし 袋掛けした房に 実が出来れば、それは自家受粉で出来た実と言えるからです。その実が 秋迄に落ちてしまうのか、種子の入らない小さな実になるのか、種子の入った実になるのかは 10月末迄待たなくてはなりません。

f:id:tanemakijiisan:20230526095025j:image1粒だけ 大豆程の大きさになっています。胡麻粒程の物と小豆程の物が混在しています。

f:id:tanemakijiisan:20230526095251j:image袋掛けした房です。房の根元に印の紐が付けて有ります。

f:id:tanemakijiisan:20230526095921j:image大豆程の大きさの実が 一番多く付いた房です。近くに在る雄株の花粉が、風向きや開花の時期が合っていたので、上手く受粉出来たのでしょう。