我が家の庭には ヒイラギの木が４株有ります。全て小さな苗を 山で採取した株です。一番古い株は ３０年ほど前で、次の株が２０年ほど前で、両方とも花を良く咲かせる雄木です。残り２株は １０年と５年ほど前に植えた株で、去年まで花は気付きませんでした。ところが 庭木に引っ掛かった落ち葉を取り除いていると、ヒイラギの一番若い株の目立たない枝に、沢山の実を付けているのに気付きました。まだ株が若いので 花は咲かないと決め付けて、今まで若い株２株は 花は調べていませんでした。今年から この株の花をしっかりと観察してみます。
初めに花の咲いた２株は 雄株でしたが、この株は雌株の様です。野山で詳しく観察した経験は無く、種子を播いた経験も有りませんが、今まで漠然とヒイラギの雌雄の比率は 半々だろうと思っていましたが、でも 実際は どうなんでしょうか。実の付き方や大きさは、同じ仲間のウスギモクセイと良く似ています。ウスギモクセイは 一度種子を播いた事があるのですが、発芽率は５割位だったと記憶しています。今回も種子を採って 播いてみようと思っています。
今回の実のなり方で気になる事が 二つ有ります。一つは 成る場所が ２本の枝に集中していて、その他の場所に付いているのは ２個だけでした。もう一つ 初めての実なのに、沢山の実を付けている事です。普通の木の 実のなり初めは、花が多く咲いても 実はほんの僅かしか付かないのが普通です。
